クルクミン研究室

クルクミン研究室

はじめに

レキオファーマ株式会社は中国由来の痔疾患治療薬を日本国内で医薬品としての認可承認を得るため、1991年2月に発足したのが始まりです。その後、創薬ベンチャーとして大きな壁を乗り越えつつ、開発パートナーに吉富製薬(現 田辺三菱製薬株式会社)を迎え、2005年3月に内痔核療法剤「ジオン注」を上市しました。ベンチャーによる新薬承認は日本初となります。

新薬承認後、レキオファーマは100年時代を誰もが健康で若々しく活躍できる社会の実現に向けて、さまざまな研究をしてきました。

 

研究で注目してきたのは、沖縄の先人たちが「医食同源」として受け継いできた生活の知恵について。「医食同源」の薬効成分は一体なんなのか。なぜこれが効くのか、今に生きる私たちはそれを科学的に解明し改めて理解を深め、後世に伝えていく義務があると思い、先人たちが重宝してきた沖縄の薬草の研究にとりかかりました。

医薬品を開発した経験をもとに研究を続け、病気の治療や予防につながる成分を探索するなか行き着いたうちのひとつが、ウコンのクルクミンです。

 

 

ウコンは琉球王朝時代に「王朝の専売品」とされ、民間での栽培は許されなかったほどの貴重品でした。
ウコンは現在、お酒を飲まれる方に人気ですが、当社は歴史上重宝されてきたウコンを科学の目で見直し、ウコンの中でも秋ウコンにわずか数パーセントしか含まれない成分「クルクミン」の力に着目しました。
クルクミンにはたくさんの論文があり、人生100年時代を自分らしく過ごすことをサポートできる、さまざまな力を持っていることが科学的な根拠(エビデンス)でも解明されている事がわかりました。

 

「クルクミン研究室」では当社が長年行ってきたクルクミンやさまざまな成分の研究内容をまとめ、みなさまにお伝えしてまいります。すこやかな日々を過ごすためのヒントとしてお役に立つ情報となれば幸いです。

 

沖縄から日本全国、そして世界へ。
レキオファーマは、伝承医薬の可能性に挑み続けます。