社長あいさつ

社長あいさつ

奥キヌ子

レキオファーマは、中国由来の痔疾患治療薬を日本国内で医薬品としての認可承認を得るため、1991年2月に発足したのが始まりです。その後、創薬ベンチャーとして大きな壁を乗り越えつつ、開発パートナーに吉富製薬(現 田辺三菱製薬株式会社)を迎え、2005年3月に内痔核療法剤「ジオン注」を上市しました。ベンチャーによる新薬承認は日本初となります。

この新しい治療薬は、手術に変わる内痔核治療の新たな選択肢として、患者様には大きな福音となりました。
現在では全国約2600施設で、のべ57万人を超える患者様にご使用いただいております。(2020年1月現在)

付加価値の高い製品を開発し沖縄から世界へ発信する。これが変わらぬ私のテーマです。競争力のあるものを生みだすことが沖縄経済の自立を促し、雇用を生み、さらなるステージへ繋がると考えております。
 時代に翻弄され続ける沖縄ですが、かつては「琉球王国」と名乗り、小さいながらも独立国として、武器を持たず、中国・アジアの国々と広く交易し隆盛を極めておりました。その先人達が目指した理想をたゆまず追いかけ、追い越すことが今を生きる私達の役目なのです。
 創業以来の理念の下、ここ10年来は認知症予防の研究に取り組んで参りました。
 超高齢化社会と言われ久しいですが、これからも平均寿命は伸び続け、これまでの年齢観を大きく変えていくことでしょう。変わりゆく意識・価値に対応するべく、私たちは社会、人々、患者様が求める健康志向に、科学的根拠(エビデンス)の確立した製品で応えて参ります。

今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

  
  奥キヌ子代表取締役

琉球新報『仕事の余白』にて連載しておりましたコラムです。どうぞご覧ください。

日本経済新聞『交遊抄』にコラムが掲載されました。

日経BP社「新!公民連携最前線」にインタビュー記事が掲載されました。

日経BP社「新!公民連携最前線」が書籍化されました。第一章にインタビュー記事が収録されております。

飛鳥新社の書籍『貧困脱出マニュアル』 7章にインタビュー記事が掲載されております。

社名の由来

沖縄から、そして世界へ。
それがレキオファーマ株式会社の目指す未来です。

15世紀から16世紀にかけ、アジアを舞台とする海外交易の場で、琉球という名を世界に知らしめた沖縄。隆盛極まる琉球のことを、当時マラッカ商館に勤務していたポルトガル人トメ・ピレスは「レキオ(Lequio)」と『東方諸国記』に記しています。現代の沖縄では、大交易時代の琉球および琉球人の気概に富んだ自立の精神と時代の先を読み解く先進性、そして逞しさに満ちあふれたチャレンジ精神に対し、憧れを込めて「レキオ」という言葉を使います。

「レキオ(Lequio)」と「製薬(Pharmaceutical)」を組み合わせたオリジナルの言葉「レキオファーマ」が、私たちの社名。沖縄で生まれ地域に根ざす製薬企業「レキオファーマ」は、先人たちのフロンティアスピリットを受け継ぎ、健康をキーワードに世界へ羽ばたく未来を開きます。

企業理念

患者様のQOL向上に寄与する医薬品の開発、病気の予防につながる
製品開発で社会に貢献する